
日彗(ひすい)
さて、第30回となる今年のテーマは「日彗」(ひすい)です。この言葉は翡翠(ひすい)という宝石の翡に太陽を表す「日」に置き換えて翡翠の「彗」を合わせた言葉です。翡翠という宝石は本来の色が無色透明ですが、様々な鉱物が集まって構成されることで鮮やかな色へと変化していき、身に付けている期間が長いほどより美しく変化していきます。大学祭も1年間と長い準備期間を通して、それぞれの個性と力を合わせることで創り上げていきます。しかし、本番の2日間は彗星が通り過ぎていくように一瞬に感じるかもしれません。それでも、彗星の軌跡には輝きが残り続けます。私たちは関わってくださる全ての方の記憶に残る大学祭を創り上げ、フィナーレを迎えた時太陽が月にも光を与えるように1人1人の笑顔や感動の涙で大学全体が輝く市大祭を創りたいという意味が込められています。